engineering KIYONAGA

Z1ヘッド バルブガイドベース部 修正

Z系のエンジンでは様々なトラブルに見舞われたものを目にしてきましたが、今回もまた残念なヘッドを、、、


EX側のガイド下穴付近がバキバキに破損してしまっていました。。
IMG_1862.jpg


レッドチェックの結果、幸いにも重要な内径面へのクラック等はありませんでしたので熔接肉盛りにて補強修正していきます
IMG_1864.jpg
画像は粗削りしているところです


ある程度出来たらフライス盤にセットしてバルブガイド下穴を掘ります。
そして、これをSTD形状になるように整形して仕上げて、
IMG_1865.jpg

画像はないのですが…最終的にはバルブガイドを打ち込みレッドチェックまで確認して完了でした!!

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  1. 2017/11/09(木) 22:42:32|
  2. 内燃機加工

HONDA "CB1100R" ライナー打ち替え

日本の旧車の中でも名車と呼ばれ、多くのファンをもつバイクたちは多数ありますが、なかなか実物を目にすることも少なく、かっこいいマシンの一つが『HONDA CB1100R』!!

今回はそのシリンダーのライナー打ち替え&ボーリングのご依頼を承りました♪

IMG_1994.jpg

奥は抜き取ったライナーですが、このシリンダー、ちょっと難しい。。

シリンダー下穴内径、スリーブ内径を測定する際にはX/Yで上中下の、最低でも6点で計測するのが鉄則なのですが、その結果今回お預かりしたシリンダー、縦と横でけっこうな数値の変形がありました…分かり易く言うと楕円になっていました。

この下穴に対していくら精度の高いライナーを入れても結局は適正な嵌め合いになんてなるはずもありません。。

画像でご覧いただけるかと思いますが#1/2、#3/4の隣接シリンダー内径同士の肉厚が薄いので、楕円になってしまったライナー下穴の真円修正は必要最小限値として、ワンオフ製作するシリンダーライナーの外径のほうで適正嵌め合いとする方法をとることにしました。
(一般的には出来合いのライナー外径に合わせてシリンダー下穴側をボーリングで拡大し調整する)

ライナーが完成しましたら続報をアップしたいと思います♪
  1. 2017/10/17(火) 22:42:33|
  2. 内燃機加工

Z系シリンダーライナー入れ替え

Z1にφ69ピストンを組み込むためのシリンダーライナー打ち替えでした。

手前が今回使用した弊社オリジナルのシリンダーライナーで、
後ろが抜き取ったものです。
IMG_1982.jpg

これからシリンダーブロック側の下穴ボーリングをして適正な嵌め合いにてライナー交換します。
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この弊社のZ系φ69用シリンダーライナーは、69mmピストンに合わせてボーリング/ホーニング加工処理を行った際に
ライナー肉厚が片側2.5ミリほど残る
ように作られているので剛性及び耐久性においても自慢の一品なんです♪


もちろんピストン組み込みの際の面取りもしてあるので作業性も良好です。
IMG_1983.jpg


ちなみに、というかついでにご紹介
IMG_1984.jpg
左が先述のZ系φ69用シリンダーライナーですが、右側のはSTDボア対応で、なんとノーマルのライナーを抜いた後に入れ替えるだけで適正な嵌め合いにて組み込めるという絶妙な寸法で製作しているスリーブです!
(※シリンダーブロックの寸法には個体差がありますので完璧にすべてのシリンダーにマッチするという保証のあるものではございません(^_^;) ですので、ものよってはシリンダー下穴内径、もしくはライナー外径の多少なり加工が必要になる場合もございます…)



現時点では部品のみの販売はいたしてはおりませんが気になる!!という場合はとりあえず一度お問い合わせくださいませ。。



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  1. 2017/10/11(水) 19:49:08|
  2. 日記

KAWASAKI H2 クランクシャフト分解芯出し ベアリング交換

このところクランクシャフトオーバーホールのご用命が増えてきました♪

今のところ単気筒~3気筒を作業受け入れ可能という感じです。


今回はカワサキ750SS”H2”のクランクシャフト
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分解~芯出しで、今回は部品支給でベアリング交換でした。


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入庫時の最大振れは0.1mmでしたが、、、

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ほぼ”0”、およそ0.01mm以内に収めることが出来ました♪



2気筒の場合などはこちらの小型のダイセットプレスで組み立てます。
IMG_1973.jpg
組み立てるだけでも0.02mm程度の振れにおさまる精度です!


これから本格的に受け入れを始めるとするならば…ということで、クランクシャフトのオーバーホール作業は
題して、『Crankshaft Rebuilding Service(クランクシャフト・リビルディング・サービス)』

さらに略して、、、"C.R.S" と呼ぶことにしました…う~ん、なんだかキャブレターの名称にしか見えないけど、まぁいいか(笑)
  1. 2017/10/04(水) 19:04:26|
  2. 内燃機加工

ザッパーレーサー号 GPZ750Fエンジンスワップ&チューニング

夏は早いですね…
夏らしいことをあんまりしてないうちに気が付けばもうお盆。。

今日はお盆休み返上で!!…というとちょっと違うのですが、僕はちょっとタイミングをずらしてお休みをいただくことになっているので普通にお仕事をしていました。(弊社社長の場合、工場に出ていないと体調が崩れるらしいので基本いつでもいますけどw)


そうそう、タイミングをずらすというと、、、
今日の作業はタイミングを合わせるほうでした。

お客様のT様が駆るザッパーベースのレーサー、9月のアイアンホース(IHDC)に向けてモアパワーを求めてエンジンをGPZ750Fに換装したのですが、オークション購入に潜むトラブルというか…多量のオイルリークに見舞われたとのことで緊急ドック入り(;´・ω・)


どうせエンジン開けるなら費用はなるべく抑えつつも勘所は押さえ、やれることはやっておきたいということで、オーナー自らポート&バルブ研磨をしてこられました(弊社差長によるダメだし数回有りw)

そしてポート研磨の手直しを済ませたらバイト痕のあったヘッド下面を
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すっきり修正面研して、
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シートカットも施して、きっちり摺り合わせ済みです。
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ちょっとピストンクリアランスに関して微妙なところもある旨(街乗り併用車両のためライフも考えないといけなかったので…)、お知らせすると、スペアシリンダーをお持ちでしたのでそちらのシリンダーをボーリングして使用することにしました。


どうしても画像が縦にならなかったのであきらめたのですが(^^;
ここから今日の作業
IMG_1919.jpg

そう、バルタイ合わせです。
社長もレースシーンから離れて久しい今日この頃、この手の作業は少なくなっていたのですがやるとやっぱり面白いものです
バルブクリアランスを取るのでもシムが在ったり足りなかったり、借りたり探したり、やっぱりどこにもなかったり…w
(今日は全部揃いました♪)


ひと手間ちょっと時間とるのがこちら、
IMG_1918.jpg
カムスプロケットの長孔加工。。


使用するのはウェッブカムのST-2タイプですので
IMG_1902.jpg
カムノーズの逃がしを取る加工も必要でした。

リューターでざっくりではなく、機械に載っけてキッチリやるので美しいです♪
IMG_1905.jpg


けっきょく他にもバタバタしたこともありこれから先に進まなかったので続きの作業は明日です。。(;^ω^)
  1. 2017/08/13(日) 23:28:37|
  2. カスタム
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