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engineering KIYONAGA

CBX400F ボーリング 内燃機加工

なんとなく弊社のイメージ的にはZ系や古いハーレーのご依頼が多いかと思われるかもしれませんが、実はミドルクラスの内燃機加工も多く承り、ご用命いただいております。

そんな中、今回は何故かこのところ各種ご依頼が増えている(?)HONDAを代表する名車の一台『CBX400F』です。

内容はボーリングと、ヘッドのバルブ関連整備でした。

ボーリング
IMG_20200707_230958_581.jpg
シリンダー内径面には若干のサビキズがあったのですが支給されたのは0.25osピストン…
ギリギリでしたが何とかキレイに取れて、ホーニングまでキッチリ仕上げました。


バルブ関連、ガイド打ち替え~シートカット~摺り合わせ
PIC_20200709_192723.jpg
HONDAのオーバーサイズバルブガイドは内径/外径ともに寸法合わせが必要ですのでガイド下穴、バルブステム径に合わせてそれぞれ狙いの嵌め合いに合わせて施工します。

PIC_20200709_192556.jpg
仕事の内容に違いはありませんが、やはりハーレーやZとはバルブ数の違いで…
とにかく集中力を絶やさないことが重要ですw


たまたまですが別の方からのご依頼で同じくCBX400Fのエア加圧タイプの純正リアサスのオーバーホールも入庫していました。
PIC_20200625_100152.jpg
こちらはストロークするシリンダーロッドにメッキ剥がれ等のダメージが有ったため再めっきしての修理となりました。


時代背景的に、もしかするとZ系よりハードに扱われてきたかもしれないであろうCBX400Fのエンジンや車体…
長く乗り続けるためのリフレッシュをご検討であれば是非ともご連絡ください♪

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  1. 2020/07/22(水) 22:53:44|
  2. 内燃機加工

ハーレー EVO シリンダーホーニング

トルクプレートを装着してのホーニング

内径クロスハッチの綺麗な模様を写真撮り割れてしまいましたが、、、完了♪

DSCN0181.jpg


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  1. 2019/12/04(水) 16:39:33|
  2. 内燃機加工

GT250 ボーリングとクランクシャフトオーバーホール

今回は珍しい車両、スズキのGT250
ボーリングと、クランクシャフトのオーバーホール。


DSCN0196.jpg


DSCN0200.jpg

クランク位相部分は正確さを出すためにダイセットでの組み立てです。
180度専用(2気筒用)ダイセットジグを使用しますと、圧入するだけで正確に位相180度を出せます。
DSCN0198.jpg
(マッハ系トリプルなどの場合は120度(3気筒)専用のジグもあり、そちらを使用します。)

その後でしっかりと芯出し、確認を行います。
DSCN0204.jpg


ボーリング&ホーニングも2スト的なクロスハッチにて仕上げ
DSCN0205.jpg


DSCN0206.jpg
完了でした♪
  1. 2019/09/08(日) 21:38:30|
  2. 内燃機加工

ハーレー バルブシートリング交換

新旧2タイプのヘッドのバルブシートリングを交換しました。

エボのほうはアイドリングのまま放っておいてしまっていたらリングが脱落したとのことΣ( ̄□ ̄|||)
国産空冷ではなかなか聞かないけどハーレーあるあるなのかも…
パンヘッドのほうは抜けてはいなかったけど、こちらもポロっと外れました。。

下穴測定したら焼結合金にてシートリング製作して打ち替え、
3面同時シートカットして、バルブ摺り合わせ、
最後に機密チェックを行って完了

DSCN0173.jpg


DSCN0178.jpg


DSCN0179.jpg


DSCN0180.jpg
  1. 2019/08/21(水) 16:36:00|
  2. 内燃機加工

ハーレー ショベル クランクケース鋳込み部の修正

今回ご依頼いただいたのはなかなかに厄介な修正加工

ハーレー、ショベルのクランクケース左側、ベアリングレースが収まる鋳込みされたハウジング部の修正でした。
(またもや画像が縦になってしまって悔しい…)
IMG_2384.jpg


赤くマーキングした箇所、鋳込み(鋳ぐるみ)製作されたベアリングレースハウジング部にガタが生じてしまっています。
IMG_2385.jpg


慎重にセンタリングして切削開始
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ハウジング部分の切除が完了
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今回の仕事が難しいという一つにこういったオイルライン(孔)の存在。。
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左右からテーパーローラーべリングのレースが圧入されるその間に太いサークリップが入るのですがその部分にもオイル供給するためのオイル孔やラインがあります。

先もって他社で加工されていたのはステーターコイルを固定するための新規雌ネジですが、、、
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ちょっと位置や精度がまずかったみたいです、、、、(;´∀`)
当然こちらも修正して、続きの加工に移っていきます


これは製作したベアリングレースハウジングに、ピンポイントでオイルラインの穴をあけるためのキリの座面を取っているところです。
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斜めにキリが入っていくことになるので位置決めはシビアでした。。


ハウジングを圧入後、センターに収まるサークリップの溝入れです。
IMG_2422.jpg
このサークリップ溝、奥のわずかにテーパーがかっていて潤滑のオイルラインとなっていましたので、このあとツールを変えてオイルラインの加工もしました。

肝心のオイルラインの加工の画像を撮っていなかったのですがサークリップ溝の部分にしっかり通せました♪
円周上の肉厚と位置を確認して回り止めのネジを4ヵ所打って、ひとまずハウジングの製作は完了しまして。


続いて、使用ベアリングに合わせてラインラッピングで寸法調整です。
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クリアランスもバッチリ取れて、、、ついに完成!!
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画像が少ないから簡単そうに進んでいるように思えるかもしれませんが、写真を撮るタイミングがないくらい緊張しっぱなしの作業だったのでかかった時間と精神的疲労は、、、(;´∀`)


回り止めのネジ止めをして完了の左ケース
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左右
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(右が左で左が右でw)

右ケースはピニオンベアリングレースの圧入
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と、ベアリングのクリアランス調整。
IMG_2442.jpg


これは今回使用した工具や冶具類の一部

IMG_2444.jpg


けっこう「ああしてこうして…」と迷い悩んだ末の苦心の仕事でしたがうまくゴールすることが出来ました。
最初にも書いた通り、厄介で難しい修理加工の部類になると思います。
同じような案件でお困りの方がおられましたら是非一度ご相談ください♪


  1. 2018/08/22(水) 17:40:01|
  2. 内燃機加工
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