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engineering KIYONAGA

VIVA LA STM!

おかげ様でこのところバタバタとしておりまして、やっと長いこと引っぱっていたネタを書くに至りました。



前回ラストの画像を見ていただいた方ならお分かりでしょうが、MOTO CORSE様より、”Z1/Z2用 STMスリッパークラッチ”が届きました!!


stm2


STMに関しては、偉大なるグーグル先生が詳しく解説してくださるとは思いますが、簡単に説明しますと、例えばリアタイヤがロックしてしまいそうなエンジンブレーキによる強大なバックトルクを自動的に緩和してくれる機構を備えたクラッチシステムのことです。

”スリッパー・クラッチ”、、、”バック・トルク・リミッター”という呼び方のほうが馴染みがあるかもしれませんね。

ドカなどのビッグパワーツインのマシンではもはや装着が常識のようにもなっているSTMスリッパークラッチですが、ワイドな変速比を持つ、いわゆる国産旧車においてもその効果は期待できるのではということで現在開発中の”Z1/Z2用”のものをERKにて実装テストいたしております!


これが全貌で、
stm3


このパーツがスリッパー機構の心臓部になります。
stm4


組み込むと、このような分割式のクラッチ・ハブになるのですが・・・
stm5
内側に見える特徴的な”ダイヤフラム・スプリング”などの独創的なパーツたちは、一つ一つが機能的で美しいのです。。



通常走行時のこの状態から、シフトダウンして強烈なバックトルクが発生した瞬間に、
stm6


このようにベアリングによってスライド(スリップ)して、自動的に半クラ状態を作り出すようなもの…といえば分かりやすいかもしれませんね。
stm7





で、コレが装着前で、
Z2ノーマル1



コチラが装着後です!
Z2ノーマル1



・・・・スミマセン。

ふざけすぎると社長から大目玉を喰らいますのでこれ以上はやめておきますww



あらためて、Z2のノーマルがコチラ
Z2ノーマル2


コチラがSTM装着状態です!
stm8

うーん、赤フレームとのマッチングも素晴らしいw



今回、プロトタイプということで装着に関しても各部への干渉や不具合の有無等々をチェックしながら組み付けていったのですが、やはり流石というべきか完全ボルト・オンにて装着できました。


さっそく実走テストをしてみると、その効果たるや想像以上で、思い切って一速まで落としてみましたがノーマル時のようにリアが跳ねるような素振りが一切ありませんでした。


そして、来月の9月18日にはオートポリスで行われる走行会でサーキット走行テストを行う予定です。

その様子もアップしたいと思っておりますが、お時間のあられる方は是非、オートポリスへもお越しくださいませ。



ちなみに、この”Z1/Z2用 STMスリッパークラッチ”もちろん市販化が前提であります。
プロトタイプでここまでの完成度ならリリースはそう遠くない未来…ではないでしょうか!?
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テーマ:カスタムバイク - ジャンル:車・バイク

  1. 2011/08/20(土) 01:57:29|
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