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engineering KIYONAGA

Z2エンジン腰上オーバーホール

腰上オーバーホールで入庫したZ2のエンジン単体

塗装したいということでしたので腰下組んだまま下地のサンドブラスト施工しました。
なるべくなら…というか出来ればブラストメディアの混入ということは要因から避けたいので普段はあんまりやりません。。

ダミーシリンダーを載せて徹底的にマスキングしてブラスト下地完了した後の画像です。

外観を洗浄した後は内部の点検/確認を兼ねてカバー類を外してこれまた徹底的に洗浄します。

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ブラストメディアは一粒も入り込んでなかったです!(´▽`) ホッ

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バラしたときに粉砕されて無くなっていたテンショナーガイドの残骸をオイルパンから出てきました。

なんというか、まぁ…組んだままブラストした後の処理のことを考えたりすると、ここまでやるならもうあとネジ数本で開いちゃうんですからフルオーバーホールに踏み切るほうがずっとオススメな気がします(^^;


現在は受付を中断させていただいているカスタムマシン製作ですが、一台だけ進行しているのがあるのでまたちょっとずつ紹介していこうと思います。
  1. 2018/08/13(月) 16:50:59|
  2. 内燃機加工

ハーレー ショベル バルブガイド 下穴修正

入庫してきたショベルのヘッド、バルブガイドの入っている部分に大きなクラック!

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このパターンの修正では熔接のトーチが届きさえすれば肉盛り、整形をすることは問題ないのですが、
難しいのは元のガイド穴に対して、というか、バルブシートリングに対して垂直にガイド下穴の内径をボーリング/リーマー通しをするという作業…安直なことをしてしまうとほぼ間違いなく斜めになってしまいます。


そこで、こんなものを作ってみました!!
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ガイドリーマーも市販のものは製造終了になってしまい何か良い道具を、、、と、ずっと思っていたので前々から構想していた冶具をカタチにしました。


まずはクラック部分に熔接肉盛り
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ざっくりと整形します。
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そして今回の主役登場!!
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理屈に沿っているので当然と言えば当然のことながら、すごく上手くいきました!!

内径が整ったところでガイドを打ち替えて、画像はないですがいつも通りのレッドチェックでリークのないことも確認しました。


最終的にシートカットと摺り合わせをして完了♪
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  1. 2018/06/06(水) 10:56:25|
  2. 内燃機加工

カシメ型ダンパーオーバーホール BMW

この度、以前からの課題の一つであったカシメ型のサスペンションダンパーのオーバーホールがついに可能になりました!!

BMWの各車種に採用されていることから前々からリクエストの多いタイプだったのですが各種業務に追われる中でなかなかじっくりと検証することが出来ず先送りにしてきたのですが、今年に入ってお受けしたBMWのR1150GSの前後サスのオーバーホール依頼、現品が届いてみるとフロントサスがそのカシメタイプのダンパーだったのです。。

せっかく遠方から送ってくださったのに「これは今のところオーバーホールできないです」とお断りするのもどうかと思ったり、ずっと構想していた方法にトライするチャンスだとも思ったのでご依頼主様に連絡をとり、長期のお預かり期間を許可していただいたことで着手に踏み切りました。


カシメタイプというのはダンパーシリンダー本体がキャップでフタがしてあるのではなく本体の筒部分をぐるりと折り返してあるものです。
同じようなものでも様々で、ダンパーシリンダー本体に肉厚があれば内径もしくは外径にネジを切って、そこに蓋となるパーツを製作してフタとしたり、製作したキャップ部分を熔接するなどしてオーバーホールしてきたこともありましたが、BMWやHONDA等に採用されているSHOWA製のもので肉厚の薄いものについてはその方法が取りづらく、お断りしていました。。


今回どうやったかというと、今までキャップを製作することにとらわれすぎていたということで逆転の発想で、もうキャップは作らないでもう一度本体の筒を利用して再度カシメてやるという方法を確立しました!
…といってもカシメ工程自体はそんなに難しいことではありませんでした。
内部のオイルシールホルダーの構成を検証し、再カシメを実現できたことで新品サスに交換するとかよりずっと安価にサス本来の性能を取り戻せるようになりました!



構成自体は単純なものです。
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左がオリジナル、右がカシメを切り取ばしたところで、中央が再カシメの試作
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ダンパー内のピストンロッドには、CBX系エア加圧タイプサスでも見受けられる樹脂パーツの劣化粉砕が始まっていましたのでこれも対策パーツに交換しました。
これが粉々に粉砕されオリフィス(ピストンのオイル通路)を塞いでしまうことでサスが沈んだまま伸びてこないなどといった重篤な不具合が起こります。
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これが今回のBMW用サスの最終状態
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もとのダンパーシリンダーをそのまま使用するので何回もオーバーホール可能というわけではないです…よくて3回くらいでしょうか。。
それでも、新品買い替えよりはずっと安くつくのでアリな選択肢かと思います!


今回ようやく検証止まりだった案件を実行、確立できたのも長期のお預かりを許可してくださった寛大なオーナー様のおかげです。
それだけでもありがたいことなのに、装着して実際に走行されたインプレッションをご報告いただいたり、なんとまさかの贈り物まで頂戴してしまいました。。(^^;)
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メールで頂戴したインプレッションではスタンドを跳ねた際の挙動から、ギャップの通過時やコーナーリングなど様々な状況での走行フィーリングに大変満足していただけたとあり、嬉しく思うと同時に自信と、これからのやる気につながりました!!


春の気候の良い時期が過ぎると夏が来る前に梅雨の時期が来ますが、『雨も多いし梅雨の間に前後サスのリフレッシュでもするか!』とお思いの方、どうぞよろしくお願いいたします。m(__)m
  1. 2018/05/09(水) 23:06:01|
  2. O/H

キャリパーサポート ワンオフ製作

いつも懇意にしていただいている鹿児島のZ2オヤジさんことバイクショップウイナー様からのご依頼でフロントブレーキのキャリパーサポートを製作いたしました♪


ZXR系のフォークにブレンボの4padタイプをフィッティング
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弊社のキャリパーサポートは無骨と思われるか、シンプルで端正な…と思われるか見る人によって違うと思います(^^;)
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特に弊社ではこういったカスタムパーツをストックしているわけでなく、その都度車体に合わせて文字通りのワンオフ製作をしていますので、タイミング次第ですが少しばかり納期がかかってしまうのですが、重要なメリットとしてよくあるシムによるセンター出し等といった調整は不要です!




これはちょっと前になりますが、社長が陣取っている作業台の模様です。
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新規ライナー制作からのライナー交換&ボーリングをはじめ、ハーレーのクランクオーバーホール等で大騒ぎになってました(^^;

このところバタバタでブログばかりかインスタグラムのほうもアップできてないので、撮ってある画像でなるべく日々の作業等を紹介していきたいと思って(は)おります。。。
  1. 2018/04/02(月) 18:50:09|
  2. カスタム

Z系クランクケース ベアリング支持部の修正

Z系のクランクケースの泣き所というか、#3と#4の間のクランクベアリングの位置決めノックピンの入る部分の破損です。

転倒によるダメージだけでなく、ハイパワーなカスタムではここの破損がよくあることではあるのですが、さすがにもう40年くらい経過しているわけですからSTDとかワンオーバーくらいのピストンで組まれているエンジンであってとしても蓄積されたダメーからの破損も増えてきているようです。


熔接~肉盛りを済ませてフライス盤にセットします。
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慎重に加工を進めます。
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切削箇所周辺の青ニスは目安で、これを引っ掻くほど加工するわけにはいきません。

整形まで、一通りの作業が完了しました♪
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ラインボーリングで加工された部分を追加工でゼロ公差になんてすることはできません。
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ですので、加工個所のみを1/1000台で極々僅かに低くしてあります。
光明丹でベアリングの当たりを見るとこういうイメージです。

最後にピンを打ち込んで完了!!
Z系のクランクシャフトのスラスト方向の位置決めはこのピンのみによって固定されているので、これの位置も当然ながら狂いなくピンポイントで修正してやらないといけないんです。
IMG_2185.jpg

鹿児島は先日に桜の開花宣言、そして来週には満開…
いよいよ今年も本格的にバイクシーズンが始まりますね!!
  1. 2018/03/21(水) 21:53:44|
  2. 内燃機加工
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